目覚ましは小学生。
どうも今朝は、小学生にテントを囲まれる恐怖とともに迎えた朝でした。
森の中でキャンプをしている時に、テントの外から獣の唸り声が聞こえてきた時の恐怖感と一緒のカテゴリーの恐怖感なのでしょう。
さて血圧が急上昇した3日目の朝は、ホームレスのホームレスによるホームレスのための食事(公園のベンチで茹で上げたパスタ、もとい家なし洋風麺)を取り、なんとなくトコトコと歩き始めます。
通りがかったファミマの駐車場で新たな命のボードを製作します。
仙台駅で笑顔を振りまこうとも考えましたが、膝の震えが止まらないという身体上の理由でやめておきました。
無理はよくない。
とりあえず北上し石巻を目指そう。
そう考え命のボード作成。
いつも以上にアグレッシブにボードを振り回し歩道を練り歩きます。
5分後。
一台の車が止まりました。
それとともに僕はヒッチハイクの天才なんだと確信します。
ヒッチハイクをするために生まれてきたんだ。と。
大喜びでピョンピョン大跳ねあがりながら車に乗せて頂きます。
話を聞くとなんと同級生。
しかもたまたま色々なことが重なってこの時間に石巻に向かうとのこと。
「天が僕に前に進めと言っている」
そう感じながら楽しく道中を過ごしました。
1時間弱で石巻着。
固い握手を交わしお別れします。
お別れした10秒後。
今朝作成したばかりの命のボードを天に掲げ駅前を歩いていると、おばあちゃんに声をかけられました。
気づけば肩を揉んでいました。
神様が僕の肩を揉みながら「さあ、前に進むのだ」そう、言っています。
キリストが聞いた天の声と同じ類の声でしょう。
とにかく1都道府県1手伝いミッションin宮城はこれでクリアです。
僕の寿命をおばあちゃんの肩甲骨に吹き込みます。
すると、おばあちゃんから「ごはんを一緒に食べに行こう」と。
計算どおr、、、まさかの申し出に二つ返事で応じます。
趣味はグルメだというおばあちゃんおススメのお店へ。店内の小洒落具合にビビります。
このおばあちゃんは、もしかしたら海原雄山の嫁かもしれません。
おばあちゃんおススメの魚の煮付け定食をいただきます。
グルメマスターの声が聞こえます。
デザートまでしっかりご馳走になった後は、近くの市場でデート。
守備範囲が大幅に広がった気がします。
帰り際も、僕のこれからの道のりを考えてくれて本当に嬉しかったし、出会えてよかったです。1000円くれました。愛してます。
マイスウィートハニーと別れ、近くに良さげな道の駅があると聞いたので、今日はそこで宿をとろうとヒッチハイクを始めます。
10分後。
とても陽気で明るい夫婦の車に拾ってもらいました。
「君はヒッチハイクで生きていくんだ」
天のお告げがハッキリと聞こえます。
ヒッチハイカーとしての極みに到達したのでしょうか。
サクサクです。
兎にも角にも、とても良くしてくれる夫婦に道の駅である上品(じょうぼん)の郷まで連れて行って頂きました。
別れ際には飲み物やタオル、「風呂に入れ」と1000円まで頂き、相次ぐ人の優しさに涙が出ました。
Tさん夫妻本当にありがとうございました。
その後は道の駅ライフを地元民と共に楽しみ、温泉に入ろうとしたら断られ、笑顔で足湯に入り、本を読みながら空想世界で現実逃避をして今に至ります。
★★★★★
▶︎移動
▶︎移動距離
53km
▶︎総移動距離
240km
▶︎本日の出金
のり弁(半額)199円
▶︎本日の頂きもの
現金2000円
煮魚定食
カボスジュース×2
タオル×2
クッキー×6
▶︎全財産
21567円
★★★★★
今日も優しさに包まれた一日でした。
明日もお手伝いしよう。
ほいじゃ(` • ω •´ )